看護師は「白衣の天使」といわれる輝く職業の一つですが、実際の看護師の業務というものはとても過酷。
看護学校で様々な分野を学び、期待と不安を抱き、いざ入職する臨床現場は想像と違うという言葉がよく聞かれます。
「看護」というものは「新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔、静寂さを適切に活用し、 食事を適切に選択し与えるなど、すべての病人の生命力の消耗を最小限にするよう適切に行うこと」とフローレンス・ナイチンゲール(英1820~1910)は唱えています。臨床経験22年目になるわたしも、いまだに難しく感じる「看護」
ここには正解は無く、看護師それぞれの看護感も価値観も違うのです。
しかし、臨床現場は想像以上に過酷なのです。一般的に温かい看護をイメージしていると思いますが、実際は業務に追われ、すぐにナースコールに対応することが出来ず、患者さんは待つことが多くなり、看護師は日々疲弊し仕事に行きたいと思う気持ちも湧き起らない事も。
患者さんの訴えをゆっくりと傾聴できる時間なんて、業務が全部終了してから。その人が「今」それを望んでいても実際には多くの患者を抱え、やる事に追われているのです。
また、看護師はまだまだ女性が多い職場であり、結婚・出産・育児などのライフスタイルに合わせて仕事のスタイルを変化させないと勤務を継続できない。実際は子供が1歳になると夜勤をしないといけない病院もあります。
大きな病院では、家族のサポートなしでは看護師という仕事を継続できないのです。
この現状に、どうしても看護師として働く事への疑問が沸き起こるのです。
私のやりたい看護は、こんな事ではない。こんな気持ちのまま看護師を続けていてもいいものか。
そんなとき、知った「フリーランス」という働き方。
変わりなんていくらでもいるという現場より、自分にしか出来ない看護をする事に着目。
自分のライフスタイルに合わせて働けるワークスタイル。
フリーランスで働くことが可能になれば、看護師としてプライベートも充実し、しっかりと自分らしく働くことが可能になるのではないかと思いました。しかし看護という分野でフリーランスとして働く事は、まだまだ多くなく選択する人も少ない現状。その環境が整っていないため、働く選択肢として選ばれることが少ないのです。
そこで会社を作るしかない!と株式会社PDN Japanを設立いたしました。
自分のライフスタイルに合わせた働く環境を選択し、ゆっくりと自分のでやりたい看護と向き合える。そんな環境を作りたいのです。
自分の経験や知識をもっと生かせる環境、「看護師は病院にいる」という概念から「看護師はすぐそばに」を目指し、歩み始めました。
取締役・看護師
西山 麻衣子
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